2008-08-21から1日間の記事一覧

金融機関の資本増強の遅れ

欧米の主要銀行を中心に巨額の損失計上が続いているのに対して資本増強が遅れているとの指摘がある。このあたりの改善がないと、金融機関同士の相互不信から流動性問題が解決しないし、信用収縮にも終わりが見えてこない。

Fannie and Freddie

なかなか財務省による救済が具体化しないことに市場は業を煮やしている。観測気球のような救済策を打ち出してはどうかとのアイディアもあるようだが、それではズルズルと引き込まれて終わりが見えなくなるという批判もあるようだ。またモルガンスタンレーを…

地方銀行を取り巻く環境と対応

インタビューを受ける機会があったので、このタイトルで少し考える機会があった。 日本の地方銀行は、ここにきて、堅実経営で盤石の備えを見せる優良な先を別にすると、色々模索を続けているように思える。その中で、サブプライム関連の証券化商品や、さらに…

中国での財政刺激策への期待

IHT.これを要因に昨日の株式市場では久々に反発が見られた。もっとも、Stephen Green氏は、財政刺激先を期待するのは性急であり、まず、loan quota、すなわち、融資枠の配分規制を少しゆるめるといった方策が現実的としているという。もっともだ。

Fannies MaeとFreddie Mac

IHT.最近発行された債券には1.3%のプレミアムがついたという。今後、両機関への公的資金注入の引き金となるのは、株価の下落、債券発行コストの上昇だが、ポイントは、両機関の提供するモーゲージ金利の上昇かという気がした。というのは、債券発行コストが…

ポーランドへのNATOミサイル配備のスピードアップ

イラクと中国のイラク油田開発

IHT.97年にサダムフセイン政権下で結んだ契約の改定交渉を行い、profit sharing契約からサービス契約に切り替えたという。関連情報を勉強していないが、米国のイラクに対する影響力の低下か、米国のイラクに対する配慮か、はたまた、米国の中国への配慮か、…