QB Houseと自分の時間

ちょうど1年前の3−4月だろうか、旧来型のヘアサロン、床屋さんに最後に行ったのは。

それからQB Houseという名前の10分間1000円のカットハウスに行くようになった。大体2週間に一度のペースだがそれでもそれまでは3−4週間に一度ヘアカットをしていたので、大体費用は半分だ。もっと大きいのは時間の節約。前は住んでいる街のヘアサロンに行っていたが予約を取ってそれでも時には20−30分待たされてそれから50分程度、ヘアカット、顔そり、シャンプー。まあ、ヘアカットだけでよいのだが折角来たのだからと顔そりまではやってもらっていた。これは悪くないのだけれど、そのヘアサロンでも人に依って技術のレベルがちょっと違うので出来上がりが一定しない。行っている時には思わなかったのだが、時間の節約と、出来上がりの満足度、それにコスト、この3点ではるかに10分1000円カットに及ばないのだ。

かくてQBの常連になってしまった。今は土日の朝QBに行く代わりに、仕事がたまっていればそれを片づけるし、朝寝坊もするし、ジム通いもするといった具合。一方QBへは仕事帰りとかちょっとした時間を見つけて入る。店の外から混み具合がわかるので緑のランプがついていてほとんどすぐにやってもらえそうなときは、心うきうき入ってしまう。

でも難点はいくつかある。そのもっとも大きなものは、お店によって技術水準が一定しないこと。実は住んでいる近くの私鉄の駅にもお店があるが、ここははっきりいって、人によってレベルが大きく異なるのであまりいく気がしない。

それとまだ地方にはない。それで先日は普通のヘアサロンに行ってしまった。むろん値段は安くない。確か4200円。でも昔話をして満足。それで2週間後にQBのいつも行くお店でたまたま店長にカットしてもらったところ、前のヘアサロンの出来上がり具合をほめられた。そう、QBの重要な魅力は、出来上がりのレベルが高いこと。ヘアカットという点に絞れば、先に説明したような店によるレベルの違いはあるものの、一般的にレベルは高いと思う。

かくてずっと通っていた近くのヘアサロンに悪いなと思いながらQB Houseに通っている。