香港市場を左右する、「4時から男」の正体とは?

ドロドロの黒い液体……これはもちろん中東のオイルマネーもしくはこれまでの原油相場に流入していた資金の一部です。総額からすると香港市場に流れ込んでいるのはごく一部の資金でしょうが、時価総額的にそう大きくない香港市場を潤わすには充分な金額です。

感覚的に理解できる話のように思います。でも資金の手配は前日から済んでいると思うのですが、キャッシュだから当日可能なのかな?


  この資金は欧州を通じて入ってきますので、時差の関係上その多くは香港市場が閉まる直前、いわゆる「引け」間際に株の買い付けを行います。これが「4時から男」の正体です。