金融市場の動き(13日海外分)

金融サービス会社のコベントリーが満期を迎えた債務の借り換えに向けた資産担保コマーシャルペーパー(CP)の発行ができず、既発CPの償還期限を延長し縛アップライン(C$700mio)を発動したという。サブプライム問題に端を発した、信用収縮懸念がカナダの金融機関にも広がっている。しかも、バックアップラインの提供している金融機関の中にこのライン発動に応じなかったところがあるという。

ECBが9月に利上げに向かう可能性が高いという。これで利上げを行わなければ、ECBは市場が知らない重要情報をつかんでいるとの憶測を市場に与える、とコメントする市場関係者も現れました(IHT 報道)。

豪州にも打撃を受けたところがいくつかある。金融市場インフラが発達しているのがかえって仇になって米国のモーゲージにもexposureを持ってしまい打撃も大きかったとの解説を読みました。