竹中平蔵さんへの島田晴雄さんの評価

島田晴雄さんがスカパーの大和証券のチャネルで竹中平蔵さんによる金融改革を取り上げている(但し2月12日の講演会での録画)。曰く、金融の専門家だったから教科書通りの処方箋を書くことができた。金融はひとのつながりによって成り立っている部分があるので実際には難しく、金融界にはかれを告訴しようという話もあった。しかし、おかげで、内部管理がしっかりしてきて、必要なところにカネを出すということもできるようになってきた、と解説されている。
でも、内部管理はしっかりしただろう、必要なところにカネを出す云々というところもわからない。かえって寡占が進んだだけで、ショック療法以上のものはなかったのではないか、とも思う。
原稿を書かずに話すというのは、場合によってとてもリスキーな面があると思った。自分自身への反省材料でもある。