田中直毅さん 問われる中央銀行の役割

今朝の日経朝刊経済教室。マネー調整ーサブプライム問題の教訓(上)。漸くこの欄にサブプライム問題が本格登場。良く内容を咀嚼されており必読と思う。

最終投資家にリスクが広く分散されることで経済は安定化するはずだったが、一斉に彼らが解約に走り、しかもレバレッジが効いていたことがあだになった。これは21世紀型の新しい危機といえるだろう。

同感。私は、伝統的な信用創造とレバレッジの違いを最近考えています。

ーーー7月末には有力な国際金融機関が世界中で信用状況を把握するため、調査担当者を各地に派遣し、合同で国際テレビ会議を頻繁に行っていた。日米中央銀行の関心が、一国内の物価と政策金利に傾斜しすぎていた恐れはないだろうか。

どの金融機関でしょうか。