企業経営、企業情報の透明性

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071217i115.htm

北陸電力は17日、志賀原発(石川県志賀町)に近い能登半島沖で、確認されている以外に、8本の活断層が存在する可能性があると発表した。

 北陸電は4年前に認識しながら、「活断層だとしても、想定内の地震規模にとどまり、耐震安全性に問題はない」として、公表していなかった。

 北陸電によると、同原発設置前に4本の活断層のほか、褶曲(しゅうきょく)(地層の曲がり)16本があることは判明していた。2003年、専門家の知見を踏まえ再評価し、うち8本が活断層を伴う可能性のあることが分かった。

活断層だとしても、想定内の地震規模にとどまり、耐震安全性に問題はない」という説明は、能登地震が起きる前でも誰も納得しない説明でしょう。企業経営や企業関係の情報の透明性について考えさせる例です。
ただ、遅れたとはいえ、この段階で自ら公表してことは評価できると思います。