再読 「35%の男」の目に映るもの

2007年11月20日日経 梶原編集委員 一目均衡より。
Bank of New York Mellonの CEO(ロバート・ケリー氏)談として、SWFの目標を探り自分達がどう役立てるかの検討に多くの時間を割いている。カストディ業務では最大手で預かり資産は円換算で2300兆円。全証券の20%に登る。
State Streetから依頼を受けて世界のマネーの流れを分析するハーバード大のケン・フルート教授談。米国外の投資家、ット江波SWFははドル資産が危険な水準にまで積み上がりついにドル建て証券への投資を落としはじめた。
もっとも、アジア勢の買いが日本の株式市場にも予想以上に入っており、その中には中国のSWFなども含まれている可能性ありとの分析。
全体の論調は日本の改革の遅れやEPA締結の遅れに警鐘を鳴らすもの。