JR東海へのお節介

23日(日)の読売新聞 経済百景 夢と超特急と日銀総裁 を読むと、リニア構想について、①5兆円もの事業費を支払えるのは超過利潤があるからだ。料金を下げて利用者に還元するのが先だ、②高速交通の整備は公共事業方式で問題がなく、民間企業に巨額の投資リスクを負わせるわけにはいかない、といった反対の声があり、それは永田町ばかりか霞ヶ関にもあるという。民間でこそ可能になった事業で、しかも、民営化してからスピードアップなど極限までサービス内容をレベルアップし輸送力の限界に近づく東海道新幹線。飛行機とも十分に競争している。環境問題の面からも JR東海さんの民間企業としての自主性、創意工夫にしたいところ。完全に民営化された企業に余計なお節介をする暇があったら他の優先課題に取り組むべきだろう。