備忘

IHTに今回のFEDによる0.75%利下げの舞台裏が良く描かれている。Paulsonが議会指導者達や経済界の要人にもコンタクトをし情報収集と調整にあたった様子も。米国の強みは経済がパニックに近くなると政党間の対立がいったん棚上げになること、市場の動きについての的確な判断材料が集まること、等だろうか。バーナンキも前日夕刻にはビデオ会議(テレビ会議のことですね)を終えていた。

米国でリスクマネージャーへの需要が高まっているという。そうだろう。かつ、単なるリスク指標だけではなく金融規制関連も含めた能力が必要でそういった条件を満たせる人材は少ない。いずれ日本でも同じようなことが起きるだろう。