Fannie and Freddieの救済(IMFコメント)

IMF専務理事によるコメントが、当局よりのポジティブなコメントとして参考になる。

http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2008/pr08202.htm

「詳細は研究中だが、財務省がこの2機関のビジネス活動を明確に支援していることが
主たる特色。これによって今後15ヶ月にわたって、両機関のポートフォリオは一時的に
穏やかかつ一時的に拡大し、モーゲージ金融のアベイラビリティ(入手可能性)を増大
させよう。同時に、モラルハザードを回避する保護的措置が組み込まれた。経営陣は交
替し、財務省による注入資本はすでにかなりの損失を被っている他の株主に優先する。
将来を展望すると、競争や市場の規律を促進するために、両機関の企業統治が基本的に
再構築されることが重要。以前より認識されていることだが、これらの公共政策目標を
もった民間企業が暗黙の政府補償に基づく低コストの調達によってポートフォリオを構
築し、その株主に恩恵を与えてきたということに問題がある。財務省の今回の計画によ
り、両機関が市場の安定性や経済の回復への支援を確かなものにしながら、その重要な
改革に向けたコンセンサスを構築する時間を作りだそう。」