海原純子さんの以下のエッセーに共感。

 以来、若い人のささいなミスについても大目に見ない。ささいな仕事をないがしろにする人は、じっくりとものごとにかかわれなくなるからだ。

 逆に,大きなミスをした人に対しては、怒らない。本人だってことの重大性を十分わかるからである。

 今はどうやらその反対の風潮が強い。ささいなミスのとき、「まあいいよ、ささいなことだから」とやさしい大人になり、大きなミスのときだめだ、と怒る。さて、あなたはどちらの大人でしょうか。

企業での仕事と大学の教育は違うけれども、徐々に社会で働けるように送り出すということからいえば、その差違を小さくしていく工夫が必要でしょう。