外貨融通枠1.5倍に

日経夕刊がチェンマイイニシアティブの規模拡大を報道。週末開催の財務大臣会合で合意という筋書きがもう固まっていることが想像される。
・現行の約800億ドルからほぼ1.5倍の約1200億ドルに拡大。これが最大のポイントの模様。
・他に、現行の仕組みでは、8カ国、16本の協定よりなるが、これを13カ国、1本の協定で構成に修正するとあり、日中韓以外のメンバーとして、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、シンガポールから、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、シンガポール、ブルネイカンボジア、ラオス、ミヤンマー、ベトナムの名が上がっている。ミヤンマーが実際に参加を認められたのかどうかはこれだけでは不明。
・5月にインドネシアで開く会合までに資金供給の発動条件や負担割合などを詰め、2007年5月に合意したマルチ化の詳細と共に詳細合意したい、との説明。