Tata自動車が一息?

タタ自動車は、4月9-25日の間にナノの203千の前払い予約を受け付けており、約250億ルピー (5億米ドル相当) の現金を手に入れたという。ジャガーやランドローバーといったブランドを手に入れるためにも現金が必要であり、慈雨となるか。ナノは112,735ルピーで売られており、予約の際に95千ルピーの支払いが必要という。ナノが手にはいるのは7月になるが、最初の100千台は抽選で売り先を決める?という。FTの報道。タタ自動車は昨秋、現金を厚めにするようにトップが指示を出したのが世界中で報道されたが、そのタタの現金ポジションが大きく改善しており、かつその要因がインド国内の中産階級による車購入需要の強さ、かつ、ナノというインドの現状にあった車の販売で可能になった点に注目したい。