香港が中国よりのヘルパーさん受け入れに

Central Policy Unitといえば国務院研究中心だろうか、SCMP紙は、香港が中国よりの家政婦さん受け入れに向けた提案を行っていることを伝えている。年齢制限や雇用期間を6年間と区切る等して移民目的での流入を防ぐという。年齢制限としてはたとえば45歳以上ということが考えられるという。
記事によると、1996年にはいったんこのアイディアは否定されたという。悪用してそのまま居座られることを防ぐ手立てがないというのが理由だったというが、これは香港の英国から中国への返還前の話。
もっとも今香港にいる家政婦さん達、約264千人の大半はインドネシアやフィリピンからで、インドネシアやフィリピン国内の賃金上昇で香港に来る人数が減りそうなので中国からの受け入れに意味があるとの意見もあるようだが、45歳以上の家政婦を雇う人が出てくるかを疑問視する向きもあるようだ。
http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=0c59ff8d96cf3210VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=Hong+Kong&s=News

香港は中国をバックにしたかなり地域的色彩の強い国際金融センターに変化しているが、家政婦さんの面でも中国色が強まりそうだ。