(2010年12月25日)軽井沢でのメサイア

昨年12月は、やっとの思いで、軽井沢までメサイアを聞きにいった。私にしては珍しく2ヶ月前から予約。時期が迫るにつれ仕事は立て込み、実は今もその状況は大きく改善していないが、ほとんどこのイベントを楽しみに11,12月は過ごしたといってもいいかもしれない。

しかし、会場には、心からこの演奏会を楽しみにして来たと思われる、おもに中高年の夫婦連れあるいは友人の仲間が多く見られた。

演奏は、最初は今ひとつという感じもあったが、徐々に全体を包み込む雰囲気が盛り上がってきた。ホールも実は心地の良い大きさで、文字通り、演奏家達と観客が一体になることを実感できた。座席もうまく設計されており、ゆったりと演奏家に眼や耳を向けることができる。

難を言えば洗面所に男女とも長蛇の列。最初は肌寒かったものの徐々に気温が上昇し気持ち悪い程度にむせかえったこと。それと、開始時刻が5分遅れ、休憩時間もアナウンスよりは5分以上長引いた。洗面の便を考えてのことかもしれないし、昔、某恩師より聞いた「アカデミックな遅れ」ならぬ「音楽的遅れ」として根付いているのかもしれないけれど。

ふと、この話題について書かれている人があるのかと思いつつ、検索すると以下にあたりました。トラックバックはおこがましいのでコメントに書き込みリンクさせていただきます。

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