日航機が誤進入 韓国・仁川空港、管制官指示聞き違いか に思うこと

再発防止策で済むことならいいのだが。

日本人は海外出張、旅行でも日本の航空会社利用を好みます。機内サービス(日本語の利用、食事)、シートが日本人好みの快適さであること等々。

でも、私は以前からパイロットの英語でのコミュニケーション能力は大丈夫だろうかと一抹の不安を感じています。時々車内アナウンスで日本語のみならず英語でもアナウンスをされる機長さんもあると思いますが、メッセージの内容が通り一遍になっていると不安を覚えます。この人は状況の変化に応じて臨機応変に対応できる人だろうかと。

今回の管制官指示聞き間違いは、韓国人と日本人が英語でコミュニケートしていたのだと思いますが、そこに問題はなかったか。

ちなみに、私は英語のコミュニケーションということでいうと、米系航空会社は別として一部のアジア系の航空会社の方が安心だと思っています。全てではありませんが。こんな点でも中国系の航空会社に負けることのないように日本の航空会社には頑張って欲しいものです。日本の航空会社は安心だという信頼、その維持のために、日本の航空会社には、以前にもまして真摯な対応が必要だと思います。高い俸給が支払われているのであればそれに見合ったサービスと安全のレベルが必要でしょう。

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日航機が誤進入 韓国・仁川空港、管制官指示聞き違いか

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 韓国・ソウル近郊の仁川空港で11日、成田行きの日本航空機が管制からの待機指示をはっきり聞き取れないまま、離陸のために滑走路に進入した後、他社機が着陸をやり直すトラブルが起きていたことが分かった。同社は12日、国土交通省に事実関係を報告。「さらに調査し、再発防止策を徹底する」と説明した。

 トラブルが起きたのは11日午後6時ごろ。

 同社によると、滑走路手前で待機していた成田行き日航954便(乗客約230人)に、管制官から重ねて「待機せよ」との指示があった。通信担当の副操縦士は待機場所が明確に聞き取れず「滑走路に進入して待機します」と応答。管制官から訂正がなかったため、そのまま進入した。ところがその後、管制官は着陸機に対して着陸やり直しを指示、954便には「滑走路に入るなと指示したはずだ」と指摘したという。

 このため、日航では進入前に副操縦士が管制官の指示を聞き間違えた可能性がなかったかどうかなどについて確認を急いでいる。

 同機はトラブル後、管制官から離陸の許可を受け、成田空港に向かった。濃霧で着陸できなかったため、結局、約1時間遅れで羽田空港に着陸したという。

 日本航空機を巡っては1月22日、北海道の新千歳空港管制官から離陸許可を得ずに滑走を始め、途中で停止を指示される管制指示違反があり、国土交通省が先月25日、文書で厳重注意していた。

(03/12 23:57)