2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Martin Lee引退

香港の民主党のMartin Leeが今年9月の立法議会の選挙に立候補しないことを表明したという。香港の新聞にはLee氏の写真も民主党議員達と一緒に写っているが。彼も69歳。ただ、引き続き海外で色々活動していくという。中国への返還後民主化を求める動きの一つ…

SWFの伸びの見通し

http://www.ft.com/cms/s/0/1bdf31d6-fe7f-11dc-9e04-000077b07658.html International Financial Services Londonによる調査。ちょうど今日ロンドンでSWFや各国の銀行、規制監督者が参加する国際会議が開かれるらしいのでそちらも要注目か。SWFは昨年18%の…

グローバルな地政学を考える2つの本

読む必要がありそうだ。メモ。The Second World: Empires and Influence in the New World Order By Parag Khanna The Return of History and the End of Dreams By Robert Kagan http://www.economist.com/books/displaystory.cfm?story_id=10917983

備忘

金曜日には、中央アジアに長期出張されていた知り合いと、仕事で以前お世話になった方と、久々に会食。話は弾んだ。ただ、私自身がやや疲れ気味だったようで、焼酎を少しいただいただけだったがかなり酔ってしまった。 モバHOの利用を始めた。モバイル放送が…

道路特定財源の一般財源化提案(福田総理)の源は若手議員の提案か

http://kiharaseiji.com/mt/archives/2008/03/post_171.html

Bear Stearns救済融資について米議会が懸念を表明

Fedによるベアスターンズ救済について、米上院の金融委員会のMax BaucucとCHarless Grassley、また、上院銀行委員会委員長のChris Toddが懸念を表明している。「懸念」という言い方が正しいかどうかは要注意だが、委員会の場で色々な質疑応答を交わすことに…

New CenturyとKPMG

大手サブプライムローン貸し手の一つである、New Centuryが不適切な会計処理を行っていて、それをKPMGが指摘していたが、KPMGのパートナー達が、New Centuryを顧客として失うことを恐れてその監査報告書を認めなかったという。例えば、いったんウオール街の…

核再処理工場

このようなリスクがあるのですか?本当だとしたら怖い事です。 http://www.globalvoicesonline.org/2008/03/21/japan-rokkasho-nuclear-reprocessing-plant-fuels-debate/

社会保険庁の窓口では随分待たされる(年金問題)

窓口で4,5時間待たされるという報道をみている。中には電話がつながらないので窓口に来た人もあるという。こういう場合、民間では、整理券なり、時間を予約してお客をいったん自由にするのが常識だと思う。ずっと待たせればぞのうち諦めて帰るだろうと思っ…

東アジア地域統合へのアイディア

茂木健一郎さんが、東アジアの地域統合に言及されています。考え方、感じ方が新鮮だと思いました。 リンク: 茂木健一郎 クオリア日記: 衝動は桜の花びらのように.欧州連合(EU)の一等参事官、科学技術部長のDr. Philippe DE TAXIS DU POETと話す。 フィリ…

中銀による公的資金投入

というタイトルはふさわしくないかもしれないが、貸倒となる可能性の高い資産の購入は、中銀による公的資金投入と呼んでも差し支えないだろう。その他、FT報道で目を引いたのは以下の点。 BOEキング総裁 金利引き下げによりオープンであることを示唆。 BOEの…

あとつつじまつりまで9日

暖かくなってきました。今日はお天気は不安定なようですが、4月も目前。 近くの商店街ではパンフレットを配っていますが、ホームページも記載があります。でも4月4日以前にいっても中に入れませんので要注意(といっても神社の境内から遠視はできますが。) …

David Wessel氏の分析 米国の資本主義の歴史を変えた10日間 too great to ignore(ことが重大すぎて無視できない)

今日のWSJでの署名入り記事は良くこのところの経緯をまとめ、的確な評価を加えている。 http://online.wsj.com/article/SB120657397294066915.html?mod=mkts_main_todays_mkts_tac 議会での審議や票決なく、共和党政権が、大恐慌時に不評をかったフーバー政…

JPMorganによるベアスターンズの買収関連ーJPMにリスクが移転?

http://us1.institutionalriskanalytics.com/pub/IRAMain.asp ベアスターンズにはもっともリスクの高い資産が多く含まれており、JPMがこれを取り込むことになるが、JPM自身が既にOTC関連の市場リスクについてみると競合大手米銀比では大きく、1兆6000億ドル…

米欧金融当局間の仲は冷えている

滝田洋一氏による日経 市場の危機 政治の不全 3回目。1月にFRBが緊急利下げに踏み切った際に、ECBへの連絡は発表の10分前だったという。日銀には30分前に連絡が来ていたという。米欧間のすきま風が目立つとしている。その背景としてかかれているのは、米金利…

JR東海へのお節介

23日(日)の読売新聞 経済百景 夢と超特急と日銀総裁 を読むと、リニア構想について、①5兆円もの事業費を支払えるのは超過利潤があるからだ。料金を下げて利用者に還元するのが先だ、②高速交通の整備は公共事業方式で問題がなく、民間企業に巨額の投資リス…

備忘

3月22日(土) 行きの機内+空港バスでで茂木健一郎氏の「脳を生かす勉強法」を読了。この人のユニークな勉強法が紹介されていたが、誰にでも真似できるものではないけれども、このような人が幼少より身近にいると良い影響を受けた事でしょう。まあ、私の感…

斎藤環さん 成人と成熟の間 持続的な若者支援を を読んでのメモ

毎日 時代の嵐 に斎藤環さんが、成人と成熟の間 持続的な若者支援を と題して寄稿されている。成人年齢を引き下げることについて慎重派ということで新聞の取材を受けたのが、次々と取材依頼が入って、気がつくと反対派論客の一人にされていたという。苦笑。…

旧知

19日(水)は、ゼミの学生達が見学でお世話になっている会社の方お2人と、この会社のOBの方と飲みました。実はこのOBの方ともうお一人とは20年来の知り合い。そんなこともあり和やかなひとときでした。学生達には活字、インターネット、テレビなどの映像では…

Bear Sternsの救済

週末をはさんでどうなるか注目されたベアスターンズ社の行く末だが、Fedがついに信用リスクを取る形で融資を実行した。今朝になって、JPMorganがわずか236百万ドルで買収することで同意したとの報道が流れた。 金曜日朝から同社の社内には動揺が走り、株価は…

サービス残業とは

サービス残業をさせる、させた、というと随分日本ではニュアンスが悪いが、このような文脈で取り上げられると、一慨にマイナスあるいはプラスの評価をするのは難しいですね。 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-17864/1.htm

卒業式

15日は勤務先の卒業式。大学の卒業式に出るのは実は初めて。で、どのようなものか興味津々でno ideaの状態で出かけた。校歌斉唱と拍手以外は何も壇上ですることはないが、会場にあふれる「気」は若々しく上向きで、そこに浸っているだけで気持ちよい。 その…

備忘

土曜日は、勤務先での行事の後、二俣川でのお通夜。社会人を始めたころお世話になった方。社会人のあるべき姿、自分のペースの維持、笑顔を絶やさぬこと、規則正しい生活を取ること、などを教えられたように思う。髪は真っ白だったが、当時の雰囲気を良くの…

金価格が1オンス1000ドルを越えた

ロンドンエコノミストの記事(3月13日付け)を読んで勉強。 金が唯一価値を保蔵することができ、紙幣はその本源的価値、これはゼロなのだが、それに向かって減価しよう、とする考え方を裏付けるものだ。また、金は、1980年につけた過去のピークの値段(850マル…

京都

京都では旧友2人に再会。出町の新鮮で凝った料理を出されるお店でしばし歓談。歳をとってみて、旧友との再会がこんなにも力を与えてくれることに、改めて感じ入っている。頭で想像することと、実際に年月を経て友人と再会することとの間にはギャップがあるよ…

備忘

「オル・イン」のアジア特集に協力しました。アジア向け投資(証券投資)について、インフラ関係も含めてコメントをしています。 「アジア通貨単位と通貨バスケット指数」を、文京学院大学総合研究所 経営論集第17巻第1号に寄稿。論集が仕上がってきました。…

不同意採決の瞬間、国会議員達の表情は

テレビの映像というのは多くを語る物だと思う。日銀総裁、副総裁についての与党案が参議院で否決された瞬間の野党議員複数の表情が画面に映った。なぜかにやにやと議長席を見て笑っている。そのようなとらえ方をしているのだな、と改めて大変悲しくなった。…

和田秀樹さん 「気にしない」の偉大な効用

週刊エコノミストでの書評。 正解のない今の時代、成功する上で、知的体力が大切。次々と仮説を立てる知性と、そ れを試し続ける体力と、失敗しても次の仮説にトライできる精神力を併せたものが知的 体力。 鈍感力(渡辺淳一)があれば知的体力も身につく筈…

初年次教育学会に参加(傍聴)

11日午後に、学部長先生のお供で同志社大学で開かれた設立総会とそれに先立つシンポジウムを傍聴。結構細かくメモを取りましたが、実際に大変参考になりました。聴衆参加型のラウンドテーブルには学ぶことが多かったですし、懇親会では、手伝ってくれた学生…

中国の金融引き締め

毎日新聞エコノミスト は、津田駒工業の例を取り、原材料高騰、北米需要減退、円高に加えて、中国の金融引き締めがマイナスに働いている例を挙げる.即ち、中国当局が、昨年10月下旬から11月にかけて中国国内の金融機関に対して(1)年内は10月末の貸出残高を…