2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

銀行の収益基盤、なお脆弱 日銀リポート - ビジネス

なかなか日本銀行のレポートにも気がつかないことがありますが、これは、必読でしょう。メガバンクへの公的資金導入の是非を論じている学生さん達のグループには、補助材料として必読かも。 リンク: asahi.com:銀行の収益基盤、なお脆弱 日銀リポート - ビ…

和田秀樹 大人のための勉強法

著者の書く新書ものは軽く、勉強一般から筆者の専門である精神科の話、一般の時事問題にいたるまで、訴えることが明確に、わかりやすく説かれているのが特色。本書は刊行されてから1年余り経過しているが、テレビの問題からこれが心の病に及ぶあたりを説明…

1週間を振り返って

後期の授業が本格開始。 土曜日に学生さん一人を面接。他に、自分のゼミの学生ではないが、質問をもって訪ねてくる学生が何人かあり、学期が始まったことを感じる。 木曜日には3年生の職業とキャリアの授業の初回で少し話をする。新しくこの講義のcoordinato…

1週間を

後期の授業が本格開始。 土曜日に学生さん一人を面接。他に、自分のゼミの学生ではないが、質問をもって訪ねてくる学生が何人かあり、学期が始まったことを感じる。 木曜日には3年生の職業とキャリアの授業の初回で少し話をする。新しくこの講義のcoordinato…

ミヤンマーの混乱

ミヤンマーのブログ。 8月18日付けのこのブログを読んで、現地で大変激しいガソリン価格の上昇が起きていることを知りました。それ以来、このブログは必ずチェックしています。 http://www.xanga.com/dawn_1o9/610766250/is-it-50-ks-no-its-100-ks.html 今…

長谷川宏「高校生のための哲学入門」

今週か先週の日曜日の書評に取り上げられていたのを見て購入。確か大学生が進路を考える際に有用とのコメントだったと思う。とてもユニークな本。淡々と読み進むが次第に大きな山を登っているような印象を持つ。私にとっては最終章「知と志向の力」が圧巻。…

中国の年金市場ではがんばってほしいと思う

中国では、企業年金制度に関する法整備が進んだことや、優秀な人材の確保のため、大企業を中心に企業年金の導入が加速し、2030年に200兆円規模に膨らむとの予測もある。

これで傷害致死?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070927i206.htm 伝統スポーツだからみんなが暖かいまなざしを向けるのかもしれないが、ほとんど殺人の世界だと思う。狭い世界では凄惨ないじめが放置されるのと対照的だ。もっとも、こういったことへの普段からの…

山峡ダムの環境問題

FTは中国の山峡ダムがこれを維持するだけで環境上の色々な問題を抱えておりこれを政府高官が認めていることを報じている。環境問題の解決なくして中国の経済発展は困難というところまできている。すでに山峡ダムは(ほぼ)完成から15年たっているというが、…

ペルシャ湾岸諸国の通貨統合を2010年から延期することで合意

東京外為市場地盤沈下とまらず。

一昨日発表されたBIS調査関連報道。日経。東京も伸びているが日本を上回る勢いで世界の外為市場が拡大。東京の問題は、規制や税制(梅本徹さん)。法人税率の高さと、投資一任業務を手がけるヘッジファンドの設立に時間がかかることなどを地盤沈下の背景として…

Triennial Central Bank Survey of Foreign Exchange and Derivatives Market Activity 2007 – Preliminary global results

Financial Timesに記事が載っているのでBISのページに行ったところ、本年4月に実施された外国為替市場出来高の速報が公表されていました。 リンク: Triennial Central Bank Survey of Foreign Exchange and Derivatives Market Activity 2007 – Preliminary …

リサ・ランドール ワープする宇宙

去年6月、出張中にシンガポールのホテルでNHKの国際放送にのったリサ・ランドール教授の登場する番組を見て関心を持ったのは良いが、さすがに、英文読破は難しく、読みやすい訳本が出たのでこれを通読。でも、良く理解できていないなと思う。でもこの訳書は…

ベネズエラも原油代金決済にユーロやアジア通貨を検討

リンク: The Prudent Investor - Seeing Too Many Bubbles: Venezuela Dumps Federal Reserve Dollar for Oil Payments. http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aZ62iRNzmRo0Venezuelan President Hugo Chavez instructed Petroleos de Ve…

プレジデント10月15日号「就職・出世・年収力」ビジネスマン5万人の結論

コンビニの店頭で見出しを見て購入。こういった記事は、週刊誌だと購入して読んで掘り下げのなさと不十分な取材にがっかりするのが普通だが、このプレジデント社の特集号にはまずまず満足。一読を勧めます。情報を集めたい、何か処方箋を書きたい、と思って…

連休前に

金曜日はゼミの学生達と東証見学。そこで北海道からはるばるこられた信用金庫の支店長さん以下のツアーと見学コースが一緒になりデジカメで写真を撮り送る約束をする。見学コースは良く設計されていて学生達も厭きない様子。 そのあと、とある外国為替ブロー…

画像診断医

受けた検査について面談を申し込んだところが、画像診断医と呼ばれる方にはじめて説明をうけることとなった。画像をひとつひとつ点検し説明してくれて、よくわかる。検査の仕組みと自分の健康がどこまでチェックされているのかもよくわかる。やはり医療技術…

過敏性大腸症候群

たまたま昨日夜の教育テレビはこの病気を取り上げ。 昔、過敏性大腸炎と理解していたのはこの病気のことだろう。これ、まさしく、私が、幼稚園のころからずっとおつきあいしている病気。あまり気にしないようにしているが、オフィスに向かう移動中に下痢をし…

米国の安部首相辞任への見方

日曜日の新聞で米国の、安部首相辞任や小沢民主党代表のテロ特措法更改への厳しい見方を伝えているものがあったので、きになってAmerican Enterprise InstituteのMichael Auslin氏の元のペーパーを読んだ。timelyな寄稿であり小さな意見交換会も持ったような…

外国為替の知識 第2版

少し旧聞ですが、5月の連休直前に、国際通貨研究所 外国為替の知識 第2版が、主要書店の店頭に並びました。全面改版してから満6年、幸い実務面に重点を置いた大学での教科書や、国際金融を短期間で理解しようという新社会人向けの、わかりやすい教科書として…

ユーロへの挑戦

ティートマイヤーの自著を、元外交官の山木氏が丹念に翻訳、これを、京都大学学術出版界のご厚意で、同大教授の村瀬哲司氏と国際通貨研究所が監訳の上で出版されたもの。ティートマイヤーはドイツ財務省次官から連銀に移り、ユーロ誕生の舞台裏に戦後その公…

高校生のための哲学入門

長谷川宏著のこの本を梅田望夫さんが16日(日)の読売新聞への寄稿で紹介されていたので購入を手配。曰く、「哲学の背景知識を持たない誰が読んでも、人間について考えるきっかえが得られる名著」で「平易な文体で読者を深い思考にいざなう」上に、「この…

The Age of Turbulence by Alan Greenspan

アマゾンジャパンに行ってみると17日発売で入手できるようでしたので、一冊注文しました。入手に3-5週間かかるとの表示でした。実際には注文が出てくると思うのでもう少し早く手に入るのではないでしょうか。邦訳も早く出してほしいですね。 (修正)pap…

R・アーミテージ 中東の安定化

読売新聞への寄稿。 イランを取り上げ、イランの再浮上と、イラク国内の分権化の進行をまず取り上げ、後者のイラクが自力で立つためには、適切な訓練と武器をもつ軍隊と警察、政治的な和解、および、効果的な統治の3つが必要とする。しかし、評価しうる前進…

金融市場の混乱

10日程度不在にしていたのでその間の情報整理が大変。 さて、退任するANZトップのインタビュー記事(11日報道)が興味深い。ここ3年間のMTNでの資金調達により手元の流動性はあつく、クレジット・クランチの影響はない、としながら、市場の価格付けに改善がみ…

混乱は長期化

タイトルと直接関係はないが、海外に出ると、Financial TimesもWall Street Journal も店頭売りの新聞が安い。今回はシンガポールに3日間滞在したが、FTが確かS$4と日本円で300円余り。日本は600円だったと思うので半額。これなら何とか買える。買えば読む。…

ペース

ペースがなかなかつかめない。とにかく何か毎日書くほかないと思う。 勤務先の年間スケジュール詳細が把握できていないと痛感。昨日は、今頃になって1ヶ月弱先の予定がダブルブッキングであることに気づく。いやはやお粗末な次第で関係の皆さんに陳謝、陳謝…

しばらくご無沙汰しました

学生達との合宿、海外研修、学会参加と続き、久々に1週間家も留守にしました。ブログを書こうと思えば書けなくもないのですが、意思弱く、そのままに。反省と一念発起でまた書き始めたいと思います。、

何度来ても

シンガポールは何回来ても、便利さを感じる場所だと思います。これまで気がつかなかったサービスもあるのでしょうが、サービスの内容も向上していきます。 空港の両替カウンターで、ホテルからの国際電話に使うcalling cardの購入を勧められました。セールス…

何事も打ち込むことが必要

8月30日日経夕刊の山本英樹氏(日東電工相談役)「情熱」(明日への話題)高い目線で物事を見ていれば、一つのことに情熱を持ち続けることは可能ではないだろうか。どんな仕事であれ、その世界で一流の域に達していれば、定年後も道が拓けてくる。ーー高い視…