備忘

モルガンスタンレーの1丁1000億円相当の欠損発表にパッケージで中国政府ファンドによる5700億円相当の資本注入との記事。MSは1990年代前半から中国金融当局とは親密だったから当然だが手際の良いこと。IHTのPhilip Bowringの寄稿は、The scourage of liquidityとの題名。このところの先進各国中銀の流動性供給のもつリスクと世界の重心が新興国に移っている事実を認識している。書評 Garrett M. Graffy, The FIrst Campaign - Globalization, the Web and the Race for the WHite Houseに惹かれた。大統領選は終わっていないが、民主党のキャンペーンに加わった経験等を書いているらしい。ブログを含めインターネットを活用しているのは民主党との指摘。米国の教育問題も扱われているようだ。最後に、日経経済教室の池尾和人教授「市場型間接金融深めよ」。字数の制約からか所々論旨が今ひとつ明確に把握できないのが残念。フルペーパーで読んで見たい。