キャリアを考える (内田樹の研究室)を読んで

内田樹さんの主張には同意したいところ。あまりに就職情報産業の敷いたレールをそのまま走るのも問題。適性、適職というのは「天職」ではないが、自分で見つけるものというよりは他人に見つけてもらうものだろう。でも、学生の就職活動がうまく進むようにするには、適性・適職を見つける作業を全く無視するわけにもいかないだろう。このあたり、内田先生のいう

とはいえ、いまだ知られざるおのれの適性・適職を「予知する」方法がないわけではない(ここまでの話とぜんぜん背馳するが、私の話はだいたいそうなのである)。

というところが気になる。

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