New CenturyとKPMG

大手サブプライムローン貸し手の一つである、New Centuryが不適切な会計処理を行っていて、それをKPMGが指摘していたが、KPMGのパートナー達が、New Centuryを顧客として失うことを恐れてその監査報告書を認めなかったという。例えば、いったんウオール街の投資家やヘッジファンドに売却したローンを、買い戻さざるを得なかった際に、価格を操作したようだ。操作してなければ2006年下期は損失に転落していたはずという。
エンロン事件で明らかになった大手会計事務所のもつビジネス追求と会計監査としてのあり方の衝突の問題がまた再発したようだ。
IHT Inside look at subprime lneder's collapse points finger at KPMGによる。