篠田節子さん 銀婚式 最終回

毎日新聞日曜版の朝刊には、篠田節子さんの「銀婚式」が連載されてきている。今回で最終回とあってちょっと驚いた。

この小説、金融界に身を置いていた主人公が、ひょんなことから地方の私立大学に転職した後をたどる話だが、学生の教育、夫婦関係、男女関係、親子関係、介護など、現在、私たちの年代を取りまく話題を、かなりの取材を行った上で小説のストーリーにまとめ上げている。これを読むために毎週日曜日にコンビニまで新聞を買いに行っていた。

突然の最終回。見事に小説の題名にひっかけて締めくくった。この秋には毎日新聞社から単行本として出されるようだ。