海自の洋上補給活動の根拠

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070808ig91.htm
 シーファー大使が、海上自衛隊多国籍軍への洋上給油活動を継続することに、民主党の協力を要請したが、小沢代表は、ブッシュ大統領が国際社会のコンセンサスを待たずに戦争を始めたことを強調し、「日本は米国中心の活動には参加できないが、国連に承認された活動には参加したい」とした。
 読売社説は、「国連安全保障理事会決議の承認を得ていない現在の海自の活動には反対する、という理屈のようだが、この主張は明らかにおかしい。」と批判。海自の活動は、多国籍軍のテロ掃討作戦の一環であり、2001年9月の米同時テロ後に採択された安保理決議1368に基づいていて、アフガン国内で米英仏加韓など約20か国が、インド洋では日米英仏独パキスタンなど8か国の17隻がそれぞれ活動しているとしている。
 シーファー大使はその場ではこのように反駁しなかったのだろうが、小沢さんも十分に勉強してこなかったのではないかしら。国連に承認された活動には参加したい、という理由付けも、一見もっともらしいがーーー、