2007-01-01から1年間の記事一覧

岡崎久彦氏 地球を読む

米国で日本への関心が(一層)薄くなっていることを指摘。WSJが唯一福田政権への移行に際して社説を掲げたが、拉致問題での日本の国民感情の尊重をうったえたのみ。長期的な東アジアの外交戦略の観点からは論じていない。 首相訪米1週間前のヘリテージ財団の…

紅葉も終わり

今朝は結構激しい冷雨。

もう主要な解決策ではないのでは?

昨日のIHTなど読んでいると、すでに大手欧米金融機関は自力での損失計上、資本増強を進めており、この方法は、すでに、重要度がかなり落ちたとの印象。朝日の記事はそのあたりの分析がいかにも弱く、多少規模が小さくなったとの説明にとどめている。 計画が…

アジア通貨協力の文脈 大機小機 「童」氏

中国学界でも、人民元通貨圏の形成ではなく、アジア通貨協力により人民元の切り上げ圧力やドル急落に対応すべきたとの主張が多い。年12百万人の新規雇用創出を要する中国は、より広域での人民元安定を必要としている。 (途中略)樊綱は、ACU研究での日中協力…

FOMC-金融市場における緊張がここ数週間高まっている

http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20071211a.htm Incoming information suggests that economic growth is slowing, reflecting the intensification of the housing correction and some softening in business and consumer spend…

紅葉残り

少しずつ銀杏が減っていきます。

紅葉残り

大分銀杏も散りました。

サブプライムの最終得失

Citiとドイツ銀行は損失>過去の収益、一方で、Goldman SachsとUBSは損失<収益。 Citigroup Inc., the biggest U.S. bank by assets, lost more money than it made from financial instruments based on U.S. subprime mortgages, a senior company executi…

1週間を振り返って(Dec8)

銀杏の紅葉が少しずつすすんでいたが、週の後半に本格化。いよいよ金曜日から葉っぱが散り始めてクライマックス。住まいの近くの某大の紅葉はもう散ってしまったが、勤め先の近くの紅葉は今週末が頂点だろう。 ゼミ入室の面接を断続的に実施。新しい学年の人…

紅葉

Krugaman-Innovating Our Way to Financial Crisis

http://www.nytimes.com/2007/12/03/opinion/03krugman.html 彼らしい表現が随所に。サブプライム・ローン問題を考える材料の一つだろう。中央公論12月号の榊原さんの論考も大いに参考になる。

東京金融取引所に翌日物金利先物が上場

3日より上場。無担保コール翌日物を対象。来年3月まで1回あたり100円の手数料を無料化することを検討している由。

サブプライム借り手救済策 最終合意近い 米財務長官週内にも発表

近く最終案がまとまる、精力的に作業しているとのこ。返済負担を減らすための一定期間のローン院利の据え置きが柱との観測。但し、対象や金利の据え置き期間、負担軽減分についての官民の負担?が焦点とのこと。すでに証券化されている部分については、複雑…

UAE,通貨切り上げも

いよいよやってきた。米国が世界経済に占めるシェアが減少すると、米国との景気相関性も低下し、金融政策をスライドさせる必要性も薄れる。その意味でも今回の動きには注目したい。日経朝刊

銀行の自己資本より厳しく

自己資本の算定方法については、中核自己資本から、価格変動リスクの高い証券化商品の保有額などを差し引く方向で調整するとの報道(日経朝刊)。新対策の是非を銀の迂回に非公式に打診し調整を開始。1,2年後にもお堂乳したいとのこと。ただし、証券化商品…

ポイントや電子マネー 決済サービス法整備 金融庁、利用者保護へ検討

日経。記入帳が、電子マネー、ぽんと、コンビニの「収納代行」など新たな決済手段の担い手を包括的に対象とする法整備に着手する、という内容。利用者保護の仕組みが十分ではないので、業者を登録制とするなどして財務状況を当局が監視できるようにする、と…

妙なニュース解説

今聞いていたラジオ第一のニュース解説。自民・民主の大連立がなぜ失敗したのかの理由の説明を求められて、そんなことが実現したら政権政党の政策をチェックできなくなる、との解説。それは、あるべき論としてあっても、実際には、民主党から猛烈な反対が出…

Anson Chan当選か

立法議会の補選。投票後の出口調査では、Anson ChanがRegina Ipを多少上回る得票の模様。直近の選挙では新中国派が勝利しただけに今回の補選が注目されていた模様。予想があたれば民主派にとっては一息か。 「全面的直接選挙の早期実現」というChanの訴えに…

土曜日出勤

土曜日は12月15日まで6週連続で出勤である。仕事だからやむを得ないが、夕刻まで拘束されると、休みは日曜日だけで、どうも疲れがとれないような気がする。 今回は入試。私の担当は編入学の学生さん達の試験監督補佐と論文の採点。実質合計3時間程度の仕事。…

1週間をほぼ終えて(Nov 30)

先ほどより猛烈に眠い。頭痛の原因も睡眠不足となると問題。ただ、一人学生がきて、スナックでアルバイトの際にお客さんから勧められると深夜飲酒まであり、と聞き、この学生に比べるとまだ状況はベターと思う。(この学生さんには是非何とか頑張って卒業し…

ベトナムとのEPA締結推進を

日経の社説。初のベトナムの主席訪日。是非来年中にEPAも締結して欲しい。

China Invstment Corporation

今朝のIHTを見ると、State fund in China turns focus back homeとの記事。 内容は、2000億ドルのファンドのうち、3分の2は国内の金融システム強化に用いられる、即ち、農業銀行と国家発展銀行の資本強化に3分の1、中国人民銀行が持つCentral Huijin Investm…

債務担保証券と信用リスクの所在

日経大機小機。「真和」さん。サブプライム・ローン問題での住宅ローンの質の低下について、低金利政策や過剰流動性の問題もあるが、資産証券化の限界も挙げる。債権流動化を促すが、他方で、裏付けとなる債券の中身が不透明になり、信用リスクの所在や負担…

ASEANと経済連携合意

日経夕刊記事。ASEANとの経済連携協定の解説。ただ、各国の関税撤廃には10年以上かかることを指摘。筆者は「交渉が終わった瞬間から時計の針が遅くなるFTA戦略では日本企業は満足しない」と評するが、対する日本の農業部門の開放はどうなのだろう。韓国のむ…

学校法人の統合

学校法人同士は合併せず、啓光学園の理事会(7人)の過半数を大阪工大側が得ることで、実質的に経営統合する。それぞれが運営する学校はそのまま残る。 学校って一体誰が株主なんでしょうか? http://www.asahi.com/national/update/1127/OSK200711260101.h…

Hedge Fund shed Japan holding

リターンの低さ、企業統治の弱さを理由にヘッジファンドは日本株をショートにしているとのキャシー松井さんの解説他を載せる。

Nazir Razak at CIMB

For Malaysian banker, rejecting Hong Kong has paid off. CIMBのNazir Razakの生い立ち、CIMBを引き上げた色々な経験、成功談をまとめたもの。興味深いAbdul Razak(元首相)の長男で兄は現副首相・国防相。9歳の時に死別し英国で10年教育を受けている。生…

対ベトナム投資に弾み 2年連続最高更新 インドやアラブからも 「中国プラスワン」背景に リスク分散 企業も模索

サブプライム 欧米金融機関損失7兆円に 20社本年末見通し 想定超え拡大 日経

収益基盤の強化今こそ 白塚重典氏(日本銀行)経済教室

こういう記事というか分析はどうしても迫力を欠くような気がする。選択と集中など、言葉の響きはよいが、では具体的に何をやればよいのだろう。結局、規制、監督側にたつ人達にはそういう方向からの分析しかできないのではないだろうか。もっと、民間からは…