東南アジアでの白物家電生産の再編

中国以外の東アジア諸国で元気の良い話を聞くと嬉しくなる。やっぱり一国集中は中国だ
からといっても行き過ぎ。背景にはどのようなことがあったのだろう。

> 三洋電機、東南アジアの白物家電生産を再編
>  三洋電機は東南アジアで白物家電生産を再編する。冷蔵庫などを製造・販売するタイ
> の合弁会社を子会社化し、他の国の既存拠点は主力製品を鮮明にして生産効率を高める。
> 東南アジア諸国連合(ASEAN)は域内での関税障壁が段階的に緩和され、中国との
> 自由貿易協定(FTA)の締結交渉も進む。三洋は国境を超えた今後の競争激化をにら
> みつつ、生産体制の再構築に動く。
>
>  タイの合弁会社、三洋ユニバーサル電機(SUE)の増資を引き受け、約3割だった
> 出資比率を約7割に高めた。年末までに9割まで引き上げる予定。出資額は合計で50億円。
> SUEブランドで販売していた冷蔵庫は「SANYO」ブランドに切り替える。SUE
> は三洋にとってタイ唯一の白物家電拠点だが、現地企業のプリミア・エンタープライズ
> が過半数を出資し三洋側に主導権がなかった。ただSUEは借入金増で経営が悪化。タ
> イの証券取引所上場廃止となるなど不振が続き三洋が救済する形で傘下に収める。
> (07:07)