どうやって読書の時間を作るか
時間の限られた人に取っては深刻なテーマだ。体を動かすこともストレス解消になるが、
仕事仕事で、その仕事のための読書まで必要な人にとっては、仕事以外の読書がどの程度
できるかというのは精神衛生上も重要なテーマだ。
もともと学生の時も試験が近くなると映画を見に行ったりする話を良く聞いたが、私の場
合は下手な読書だったように思う。それも新書の濫読か。
オフィスからの帰りの電車での読書が最近捻出した方法。行きの電車ではやはり新聞読み
に時間の大半を取られる。これまでは、帰りも仕事関係のメモやインターネットのアウト
プットを読んでいたが、大体、仕事関係のメモを電車で読むのはほめられたことではない。
機密性というかconfidentialityがほとんどないものに限定しているといっても、そこは
程度問題だろう。問題は、本が大きくて重いと困ると言うこと。新書や文庫本ならよいの
だが、あいにく、読み続けたい本は大きなものが多い。
まず大きな本用のカバーを買った。本の題名を人に見せたくないというのではなく、大き
な本も、帰りの電車だけでは中々読み進まないので何回も鞄に入れて持ち歩いていると随
分と痛む。でも、残念ながら、一番大きなサイズでもちょっと小さくて私の読む本が入ら
ない。これには困っている。
もう一つは、鞄が重くなること。歳を取ると重い鞄を運ぶのは楽ではない。これも大きな
問題。
それでも平日に本を読み進めることが出来るのでは、大きなストレス解消になっている。
本を読むこと自体もストレス解消だが、平日に読み進んでいるという事実もストレス解消
になっているように思う。