東京三菱銀行は１８日、邦銀としては初めて中国・北京市で人民元業務を開始MSN-Mainichi INTERACTIVE 企業
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東京三菱銀行は１８日、邦銀としては初めて中国・北京市で人民元業務を開始した。日系企業など顧客として人民元建てで預金を集め、融資も行う。邦銀は上海市や天津市などではすでに人民元業務を認められているが、北京では従来、人民元以外の通貨しか扱えず、進出した日系企業の資金調達ニーズに十分対応できておらず、すでに人民元業務を開始している英ＨＳＢＣなどとの競争上、不利な立場に置かれていた。
東京三菱では北京での人民元業務について、今年はじめに中国当局から認可を受け、その後、人民元取り扱いに向けた体制整備など手続きを進めていた。１０月にＵＦＪ銀行と合併する東京三菱では、アジア、特に高度経済成長を続ける中国での業務拡大を成長戦略の柱の一角に据えており、今回の北京での人民元業務開始は大きなステップとして期待している。【竹川正記】
毎日新聞 2005年5月19日 0時35
