最近TV報道で経験した異様な場面が2つあるYahoo!ブログ - Derivative Blogs

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最近TV報道で経験した異様な場面が2つある、いづれもTV朝日のサンデー・プロジェクトである。まず最初は、堀江社長がリーマンブラザーズから資金調達して日本放送株を買い付けた際に、大昔有名コンサルティング・ファームの堀社長と、大昔ミスター円と呼ばれた榊原氏が堀江社長を袋叩きにした番組である。この袋叩きには、ジャーナリストの財部氏なんかも参戦した。見ていて非常に不快感を感じた。
堀江社長を批判する軍団はこんな感じだった…<明日の月曜日、あなたの会社(ライブドア)の株価は絶対下がる!100%じゃなくても99%だ!実は堀江君、あなたにお金を貸してくれたのはハゲタカなんです。そのハゲタカがあなたの会社の株を売り崩すんですよ!これが投資銀行=ハゲタカ業務のイロハですよ。そんなことも知らないの?若いなあ。>
いやしくも上場企業(ライブドア)の株価に関してこんな憶測をするなんてムチャクチャである。まあ、実際は下がらず上がったりして…批判した側の堀社長の会社の株が下がったり、リーマンブロスの顧問になったばっかの榊原氏が就任を辞退したりしたが、サンプロでレギュラーに近い立場の財部氏は落とし前をつけたのだろうか?
いっぽう、同和問題で憶測的な発言をした場面では、後日、最近ますますロレツが回らなくなった感のある<反骨>のジャーナリスト田原氏以下、高野氏…のサンプロ・レギュラー陣が、まさに無条件降伏の調印式の日本政府特使のような顔つきで謝っていた。
なんか…ぜんぜんバランスがとれていないなあ。もし後者の対応を基準にすれば、あの時、堀江社長を袋叩きにした連中はTVで時間をとって謝るべきだと思う。とはいっても、オレは別に堀江社長を賛美しているのではない。ただ、いやしくも上場企業の社長である堀江氏に対して、彼らの態度や言動があまりに礼を失していたと感じたのである。