タクシーの効用

タクシーの初乗り運賃の引き上げ申請が随分と出ているらしい。その背景について新聞報道を読んでさほど驚いた内容はなかったかと思うけれど、想像ができるのは、このところ一服したとはいえ原油価格高騰でガソリンや液化天然ガスの価格が上昇したこと、それと、労働市場の需給もここにきて多少タイトになってきていることもあるのではないかと思う。

タクシーの用途は色々多い。子供の学校や塾への送り迎えというのも最近登場しているが、老人の買い物、病院通院、デイケアサービスへの送り迎えなど、用途は幅広いと思う。要はこれまでそのような用途を意識したサービス提供をタクシー会社が行ってこなかったことだろう。

東京でも、時間に余裕を持ってでかければともかく、道路さえ空いていれば、思わぬところでタクシーに救われる。昨日の私の場合がそう。地下鉄の乗り換えでは35分かかるところ、地下鉄7分+タクシー10分で、見事に20分弱で目的地に到着、事なきを得ました。

私の場合、懐具合にも余裕がなくタクシーの中でパソコンで仕事をする、というところまではいきませんが、タクシーには生き残って欲しいと思います。デパートの前には必ずタクシーがいるというのは心強いですね。スーパーの前にはいないと思いますが。

もっと余裕を持って行動開始できれば良いのですが、世の中、そうも行きません。でもタクシーに乗ったらゆったりと構えたいものです。で、同じ所をもう一度タクシーに乗ってみたいかというと、むしろ、ゆっくり歩いてみたいというのが正直なところ。