CS minded teacher (内田樹の研究室)

その通りだと思います。

だが、どうやって気付かせるのか。
それは『先生はえらい』以来何度も繰り返し書いているとおり、教師自身の内側で「学ぶことに対する欲求」がいきいきと活動していることである。

でも、以下の箇所は確かに難しいですね。銀行員の皆さんも所詮は平均的な学生出身ですから

アベレージ「学びへのニーズ」などというものは自存しない。
「学びへのニーズ」とは何か、それはどのようにして生まれ、死ぬのか、ということを専一的に考え抜く「私」が登場した「後に」子どもたちのうちにそれは生まれるのである。
だから、もしその語の厳密な意味でのCSというものがあるとすれば、それは「私第一主義」「私中心主義」の効果としてしか存在しない。

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