農業政策での自民・民主対立

昨日は今の勤務先での記録的な残業?で深夜帰宅。そこで、(2007年7月25日)午前0時過ぎのNHKニュース解説を見た。農業政策で自民党と民主党が激しく対立している話。問題は、自民党案が民主党の言うように小規模農家の切り捨てかどうか。この点、農村でのリーダーの確保可能かがポイントとの指摘。自立した農家の育成も問題。
解説者曰く(お名前を失念)
民主党は農家の所得補償を訴え。魅力的だがかえって国民の反発を招かないかとの懸念が農村にはある。自民党は農家の競争力強化を訴え。わかるが小規模農家をまとめる担い手は高齢化の進んだ今いるのかという不安。
問題は、非難合戦で、かつ、議論が農村に向けてしか行われていない点と指摘。これは心当たりのあるところ。穀物高騰、食物安全問題(中国産)が問題になる中で、重要なポイントとの指摘。良いニュース解説だったと思う。
この解説を思い出しながら、今日の日経P.5 での田中均氏東アジアEPA最優先にというインタビュー記事を読んだ。やんわりとこういった問題での与野党の政策の不明確さを指摘している。