ゆうちょ銀行に口座を開設

今の勤務先の近くには銀行の支店がない。結局、セブン銀行に口座を開設し、これはこれで重宝している。というのは引き出しに加えて預け入れも多少遅い時間でも可能だからだ。コインの預け入れができないのは使い始めて始めてわかったが。

でもどうしても窓口がある銀行も必要、ということで、ゆうちょ銀行に口座を開設することとしたが、思わぬ気づきがあった。民営化の途上なんだな、ということを痛感した一幕。

  • 公的な書類(運転免許証)上の住所の記載と同一の住所記載が要求される。私の場合は、アパート住まいなので、違う棟への誤配を割けるために、棟の名前を住所に付しているが、これは「同一の住所記載」という面からは×ということ。公的書類よりも詳しく記載し、かつそれは誤配を回避するためであり、おそらく民間の金融機関では受け入れられるということを説明したが、全く検討、交渉の余地がない様子。上司と相談するという事もない。
  • 通常のキャッシュカードの発行には2ヶ月程度要するが、Edy Cardが組み込まれたものであれば1週間程度で発行出来るという。
  • 通帳には、印鑑をシールで覆う形で表示する。これは民間の金融機関は印鑑偽造による引き出しを回避するためにここ5年程度前から廃止している筈。ゆうちょ銀行では、店舗数も多く、印影をオンラインで確認出来ないのだろう。

あと、旧特定郵便局のところなので、ゆうちょ銀行の支店ではなく、ゆうちょ銀行から委託された業務を行っているということらしい。であれば、色々な対応に柔軟性がないのもうなずける。

なかなか民営化という大プロジェクトには時間がかかりそう。