道路暫定税率

民主党による撤廃提案は、その分の財源手当についての説明に十分説得力がないことに問題があるが、与党側の説明も道路整備等というだけで十分なものがなかった。昨日の首相施政方針演説では「地球温暖化問題に対応していくためにも」との言及があるが、もっとすすんで、二酸化炭素排出をコントロールするような税をもうけ、これをガソリン税に代える、といった提案が出来ないものだろうか。経団連が反対しているのであれば、経団連に対して対案提示を求めたり、それこそ経済財政諮問会議や各省がもつ各種審議会に依頼するなどしないのだろうか。洞爺湖サミットで主導的地位を取る用意があるのか疑ってしまう。