原油価格反落とその背景

久々にニューヨーク終値ベースで原油価格が1バレル=119.5ドルと120ドル割れ。解説を読むと、世界経済後退懸念で米国の需要がすぐには回復しないとの見方が背景にあるという。
興味深いのは、トレーダーの中に、中国の原油需要が長く原油価格高騰の主因と考えられてきたが、オリンピック前ということで作為的に膨脹していたとの見方が登場したことも挙げられる。サウジアラビアはOPECによる原油生産をここ25年で最高水準に押し上げている。
まだ、原油価格高騰が終わったとみるのは早計だが、米ドルはユーロは他通貨対比で堅調推移。
FTの1面だが興味深い記事だ。