オンデマンド出版 Amazon delves into on-demand publishing

ちょっと古いのですが(12日)アマゾンがon-demand出版を手がけるBookSurgeを買収したとの記事が目にとまりました。日本でも出版となると自費出版は別として採算性の問題があってなかなか出版は難しい。アマゾンはそういった著作を出しそうな顧客層を既に抱えており既に優位にあること、on-demand出版の技術が随分向上していること、等が上げられている。

アマゾンの顧客情報集積が随分優れているとの記事もここ数週間の間に見た。確かに、過去に購入した書籍のデータを蓄積していて「あなたの購入した書籍をいくらで売れますよ」とウエブサイトに載せたり、購入候補としてあげておいた書籍の入手時期や価格改定の場合は新価格を反映させてくるし、書籍を検索しただけでこちらの趣味趣向データとして蓄積しているようだし、アマゾンのサイトを訪問するたびにこちらの情報がアマゾンに蓄積されていくような気がします。マーケティングの基本でしょうか。日本進出当初は赤字続きで何やかやと言われましたが、今や確固たる地位を築いたのでしょう。

でもon-demand出版は是非日本勢から大きく名乗りを上げてきて欲しいですね。たしか、ジャストシステム一太郎のサイトでは自費出版の形でのオンデマンド出版の情報を見た様な覚えがありますが、既にどこかやっているところはあるのでしょうか。

リンク: Amazon delves into on-demand publishing.

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