読後感想 野村證券がネット銀行に参入へ。楽天も参入か

記事は興味深い。でも、日本では、銀行証券の垣根問題(証取法65条)の議論はどうなってしまったのだろう。垣根を残したままで競争させるから、規制を充足するために余計なコストがかかってしまう。もっとも、世界的にはユニバーサルバンキングというのは必ずしも支持されていないのかもしれないが。

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野村證券がネット銀行に参入へ。楽天も参入か

yoosee による 2005年09月24日 17時00分 の投稿,
ネットで金融が動く時代へ 部門より.

お金

von_yosukeyan曰く、"読売新聞の記事によると、日本最大の証券・投資銀行グループの野村ホールディングス(野村HD)は、来年4月を目処にネット銀行とネット証券機能を同時に提供する専門ネット証券会社を設立し、ネット銀行とネット証券の双方に参入する。
現在、証券会社は銀行業務への参入を禁止されており、証券会社の口座(証券総合口座)を通して預金や融資を受けることができない。しかし、今臨時国会に提出された改正銀行法で解禁される銀行代理店制度によって、証券会社が銀行の代理店となって実質的に預金や融資の取扱が可能になる。野村HDは、傘下の野村證券のノウハウを使って証券会社を設立し、傘下の野村信託銀行の銀行代理店となる形でネット銀行とネット証券の双方に参入する模様だ。

ネット銀行を巡っては、先行するジャパンネット銀行イーバンク銀行ソニー銀行の三社の収益が改善する一方で、Yahoo!とライブドアが新規参入に向けて、それぞれあおぞら銀行西京銀行と提携して参入準備を進めている。また、別の読売新聞の記事によると、提携先や事業モデルなどは不明だが楽天もネット銀行参入の意向を固めた模様で、ネット銀行を巡る業界の構図は大きく変化しそうだ。"