取材のあり方
たまたま金沢に往復する機会があって今日の北国新聞を読む機会があった。といっても、例の携帯電話のチップカードの交換?のためにドコモショップに寄った際にたまたまそこにあっただけだが。
安倍首相下の地方分権事務局のnumber twoに元石川県の総務部長を務めた中央官庁の現職のキャリア官僚が2人偶然に任命され、それを石川県サイドでは、石川県の状況に理解のある2人が任じられたことを歓迎しているわけですが、記事を書いている記者までが随分楽観的になっているのです。
普通、石川県庁で要職についた経験を持つ場合、少なくとも石川県に対しては中立的対応を示すんではないでしょうか。また、記事としては、このお2人への取材が不可欠だし、取材できなかったのであれば、楽観的なムードを多少修正する必要があったのではないかと思います。
でも、もっと考えると、そういう場合、いくらかの期待を込めて、地元勤務経験者に秋波を送るというのが、地方の基幹新聞社の定石なのかもしれません。
といったことを思いました。
早朝出発、日帰りでの帰還で少々疲れました。