備忘

別の場所に時間のあるときには新聞記事などの備忘を書き付けているが、一度こちらに書いてみたい。

昨日の経済財政諮問会議骨太の方針の決定ということで報道が多い。RSSで太田経済財政相の動画記者会見が載っていることも知ったので、それを最初から最後までみればよいのだが、日経の報道中の最後「改革のエンジン」としての諮問会議は失速しているのでは?との質問に対する回答に注目。

「全然失速していない。公務員制度改革で各省の再就職あっせん禁止を最初に打ち出したのは諮問会議。航空自由化や大学改革では諮問会議の民間議員がほかの政府の会議に出かけていって役所ベースの議論に突破口を開いた。新しい試みだったと思う。

4人の民間議員、とくに学者代表のお2人に十分な手当が支払われることを祈りたい。この仕事は十分な知識、能力と熱意なしにはできない仕事だと思う。

一面の年金記録統合で、企業が従業員分申請というのは、そうなるかな、という気がしたが、結局、社会保険庁と会社員の仕事の一部を企業の厚生担当者が分担するということだろう。これを社保事務所の混雑緩和と説明しているのには苦笑。