大いなる幻想ー中東でのライス長官

とても訳せば良いのでしょうか。Grand Illuisions - COdoleazza Rice in the Middle East by David Samuelsは、私にとってはなかなか興味深い長編エッセイでした。ライスが以下にブッシュとの緊密な関係を維持しているか、その外交アプローチの特性をよく描いていると思う。私はこのあたりはあくまで興味でしかみていないのでそれ以上何ともいえないが、このペーパーは多くの興味深い材料が提供されていると思う。

http://www.theatlantic.com/doc/prem/200706/condoleezza-rice

ライスが玄人はだしのピアニストであることは、前にNYKTimesの記事で知ったが、今日取り上げた記事も最後はその話題。今年2月(あるいは3月?)のベルリンでの会議(このときはNATOの会議?)の際にホテルの部屋にピアノがあって、楽譜台にはブラームスのピアノ集があって、作品118の2のsheet musicがあったという(弾きやすいようにシートの形態にしているということかしら)。悲しく愛らしい小品だが彼女はこれをreflectiveと表しているらしい。ベルリンでは1時間弾いてそれでもってすべて(ストレスが)溶け去ったとのころ。彼女が昨年7年にこれを弾いたというASEAN首脳会議に私もその部分だけ陪席したかった、と思う。この曲は作品118の中で一番飽きが来ない奥深い曲だと思う。