備忘

日本の新聞では、中国の大規模ショッピングセンターの開店日のセールス?に顧客が殺到し、30人が負傷、死者が3人という記事は、そういう取り上げ方ではなかったと思うが、今朝のIHTの一面記事では、中国のインフレが悪化していることの一つの証拠といった取り上げ方。トップが北京市内で同じような大規模商店を視察している由。

バルト三国の経済が沸騰。そのなかで、ラトビアでは、ユーロにペッグしている通貨について、ペッグを離れ切り下げられるとの噂が飛び交い、噂の出所について執拗な捜査が行われているらしい。まるで1990年代前半のアジアのようだ、との解説。世界的に、サブプライム・ローン問題による信用不安、景気失速懸念は強いものの、流動性はあまりにも潤沢だから、カネはこういう場所にも流れ込んでいるのだろう。