元切り上げ：４度目の米中当局会談「圧力」高まり 2005/05/10(火) 18:44:46

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元切り上げ：４度目の米中当局会談「圧力」高まり 発信：2005/05/10(火) 18:44:46 　　米財務省と中国人民銀行の当局者らが現地時間９日、ワシントンで為替問題などについて協議を行ったことについて、中国新聞社が１０日付で香港の鳳凰衛視（フェニックステレビ）の報道を引用して伝えた。 　　米財務省のトニー・フラット報道官の談話として、「今回の会談もその他の会議と同様、我々にとって中国が柔軟な為替メカニズムを導入する日が近づいた」ことを伝えている。また、同報道官の「双方にとって非常に生産的だった」という発言も報じた。 　　今回の会談について、「米中両者による４回目の会談であり、今年初めてのもの」とした上で、「４回の会談で、米国政府は一貫して中国に圧力を加えてきており、柔軟な為替メカニズムの導入を中国に要求してきていた」と比較的淡々と報じた。 　　中国でも、人民元の切り上げについては賛否両論の状態が続いている。政府関係者、特に要人レベルになれば、慎重というよりも否定に近い発言が目立つが、シンクタンクの研究員などからは積極的なコメントも聞かれている。 　　５月１８日、人民元の切り上げに関する政策的な発表があるのではないかとの観測が、９日あたりから伝わり始めていた。（編集担当：鈴木義純） ■関連特集 ・高まる元切り上げ圧力、対応迫られる中国