国有企業改革が最終段階へ、4年後は法的に破産 2005/05/12(木) 16:06:27

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国有企業改革が最終段階へ、4年後は法的に破産
発信:2005/05/12(木) 16:06:27

  国有資産監督管理委員会(国資委)の李栄融・主任は11日、国有企業改革における政策的な資産整理がすでに最終段階に突入しており、今後4年間でさらに2167社の閉鎖、破産問題を解決させることを明確に示した。その後は、法律に基づき破産手続きを踏む形になるという。12日付で人民網が伝えた。

  2004年末までに、国主導の資産整理により破産させた企業は3484社。処理された不良資産の額は1529億元、レイオフ者一時帰休者)の数は667万人にのぼる。

  中国政府の関連部門は04年から、今後数年間の国有企業の破産作業に関する計画を立て、すでに4年間の全体的な計画策定は完了、国務院の審議も経ている。

  李・主任は、2167社のうち、一部の企業では従業員数が多く、負担が大きい、作業の難易度が高いなどの問題点があることを指摘。破産や従業員の配置に関する案が従業員代表大会の審議を経ていないケースや、資金調達に目処が立っていない企業は、政策的な閉鎖、破産ができないため、慎重に作業を進める方針を示した。(編集担当:田村まどか)