miscellaneous notes by FWDS

http://www.forbes.com/global/2005/1114/054A.html

以下の記事の元ネタ。

http://hatakama.cocolog-nifty.com/strategicit/2006/01/20google_thinks_2d56.html

その記事の中に、「グーグルはあくまでも社員のビジョンを重視し、社員は社内で過ごす時間の20%を、自分が担当している業務以外の関心を持つ分野に使うことが義務づけられている」という文章がありました。

We need generalists. というのも意外でした。

社員の間で先週何を行ったか(5行以内にまとめる)を共有するなど、情報共有を徹底している点も特徴的でしょう。

興味深いですね、ある意味で(昔のというか一部の日本企業にも見られるという点で)日本的。




http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/diary/200603120000/

関川さんは、もちろん韓国問題を憂慮するなんて
スタンスで韓国を語ろうとはしていない。
─ ひとつは、韓国で日本人がいかに過度に謙虚に、
いい換えればいかに卑屈になれるかという方向、
もうひとつはいかに尊大になれるかという方向である。
残りのひとつは、韓国の政治経済的内幕を知り、
眉間のしわと片側の頬の皮肉な笑いを同時に浮かべたいという
方向である。

そして、「いままでほとんど誰もが踏んだことのない
ルート」を行こうとしているのである。それが、
誠実な異文化接触のルポルタージュという以外、どんな
ルートなのかは明言してはいない。

印象的な一行がある。
─ 韓国には日本の影が濃くしみついている。

誰もが踏んだことのないルートとは、この隣国に
濃くしみついた日本の影を丹念に尋ねあるくことなのかも
知れない。

今年は韓国を訪れる機会が何度かありそうなので、是非同じ体験を読書からしてみたい。



http://calculatedrisk.blogspot.com/2006/03/mortgage-debt-and-trade-deficit.html

経常収支赤字と住宅借り入れの相関関係。



http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/03/gm.html

このコングロマリット・ディスカウントの理由として言われるのが次のようなものです。

  • 経営陣の関心がその企業にとって最も高いコア事業に集中することによる企業価値の向上
  • その事業をよりよく運営できる企業に売却することによるシナジーの一部の獲得
  • アナリストの評価の歪みの是正(アナリストは一般的に業界ごとに得意分野を持っているので、コングロマリット全体の評価をするよりも、個々の事業に精通したアナリストに評価してもらう方が価値が生まれる)
  • 分割対象事業の経営陣のインセンティブの向上
  • 分割対象事業の経営上の(親会社を優先しなければいけないといった)制約がなくなることによる事業部門の価値の増加

私にとっては興味深い分析


アメリカの会社法では、経済学的なアプローチで政策論や解釈論を展開するのは当たり前で、今では、自分で回帰分析をはじめとした実証分析もやってなんぼという世界になりつつありますが、日本でも、近い将来そういう状況になっていくのかも知れません。

なるほどね。




http://tomoblog.fool.jp/blog/2006/02/mixi.html

安全だと思っているところに落とし穴があります。最近多い話ですね。

最近、一気に病院と医療に関する私の仮説を覆す事件がありました。
それまで、私が抱いていた仮説は、次のようなものです。

・病院に入院すると主治医が回診してくれる
・総合病院では検査結果がすぐに出る
・最近の医療はインフォームド・コンセントが大切にされるから、入院すると主治医からきちんとした説明がある
・長期入院になると病院が保険から受け取る金額が減るので、最近は、なるべく早期退院を目指す傾向がある

以下が、このような仮説が覆った事の顛末です。

切実な入院リスク。


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4480062858

書評を読む をクリックすると茂木さんの書評が読める。
特に

 テクノロジーの最先端の戦場を走り抜けながら体得した著者の楽天主義には、読む者の心を動かす力がある。人類史上、おそらくは「言語」が獲得されて以来最大の地殻変動。今まさに進みつつある情報環境の激変を自ら創り出し、新しい幸福のかたちを模索する人間の可能性を、著者とともに信じてみたい。

の部分には共鳴する。


Significantly, the BoJ joined the ranks of central banks with an explicit inflation objective, though one that represents more a statement of preference than a constraint.

inflation targetingの方に分類されてしまった。

Argentine President Nestor Kirchner has a plan to fight rising inflation and escalating food prices: Let them eat beef.
In an extraordinary decision, the government this week announced a six-month ban on most beef exports from the world's third-largest purveyor of the meat.

中南米の政治もこのところ要注目。輸出を禁止すると輸出業者も肉牛の牧場主も困るだろうに。The dumbest economic policy of the year と言われてしまった。

この種の本には、独りよがりな内容で読むに値しないものが少なくありませんが、ウェブ進化論では、現在のインターネットの世界で「起きていること」「これから起きようとしていること」が、非常に具体的に紹介されていて、非常に充実した読後感を味わうことができました。

仰るとおりだと思います。かつそれを可能にしたのがウエブだと梅田さんはコメントすることでしょう。

2006年4月1日以降、「新法マークが表示されていない対象製品を販売又は販売目的で陳列することはできませんので、ご注意ください」だそうです。
「ばか法」としか言いようがない法律です。
味のあるエレキギター、シンセサイザー、アナログアンプ、蓄音機、スピーカーなどの中古の製品が変えなくなる可能性があります。考えられません。楽器は古くなるほど、味が出るということが多々あります。

ずばり的を得た批判です。この間ブログを閉鎖した某経産省官僚の話があったがこれでしょうか?それにしてもpublic onsultationはどうやって行ったんでしょうか。


http://news.com.com/2061-10802_3-6048747.html?part=rss&tag=6048747&subj=news


taggingの意味するところ。世の中を動かす言葉、というところです。